ヒルトップにようこそ 85

「じゃ、すみませんが、もう一度おでこを出してください」 茉莉は、綾子の額に手を当てた。掃除機の中なんて、あまりのぞきたいものでもなかったが、今回のスコープは確かに絶好調だった。掃除機の紙パックの中に転がる綾子の指輪がはっきりと見えた。綿ぼこりは、期待したほどには集まっていなかった。佐知子が掃除をサボったのか、元々部屋がきれいだったのか…
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